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ビューティコラム

実は多くの女性が悩んでいる!女性の薄毛は病院で治療できるのか?

■この記事の監修者

監修・ライター
西村リサ Nishimura Risa
株式会社 sandalista 代表取締役
毛髪診断士認定講 師・コスメコンシェルジ ュ・WEB ライター
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、2008 年に独立。
自身の世界観を具現化するべく「sandalista(サンダリスタ)」を主宰。
スキンケア、ヘアケアに関する執筆活動や、講演、個別レッスンを通じ 多くの方に「善い美容週間の定着」を提案している。

男性の薄毛はCMでも多く取り上げられており、一般的に広く浸透しているため「薄毛といえばここ!」というクリニックや専門医をご存じの方も多いでしょう。ですが、女性の薄毛となると病院で治療できるの?何科を受診すれば良いの?などわからない事ばかり。そんな疑問に毛髪診断士がお答えします!

目次

増え続ける女性の薄毛

加齢による髪の変化は昔からありますが、近年若い女性の薄毛や髪の悩みを抱える女性が増えています

仕事や人間関係によるストレス、偏った食生活、無理なダイエット、オシャレのためのヘアカラーなど髪の悩みの原因を挙げればきりがありません。

これらを原因として、ホルモンバランスの乱れや血行不良、栄養不足が引き起こされ、放置すると髪が細くなったり、抜け毛や薄毛に繋がります。 健康な髪を育むには、頭皮から髪の根元にしっかりと栄養素が届けられる必要がありますが、不足すれば発毛を阻害し、ヘアサイクルが乱れていきます。

女性の薄毛のタイプ

女性の薄毛のタイプにはいくつか種類があります。

自分のタイプがわかれば、対策法や、どのような病院に行くべきかの目星が付けられます。 まずは女性の薄毛のタイプをご紹介していきましょう。

びまん性脱毛症

加齢やストレスによるヘアサイクルの乱れや栄養不足が原因で、徐々に細毛化や抜け毛が進み、ボリュームがなくなってきたり、地肌が透ける、抜け毛が多い、分け目が目立つなどの症状が現れます。 育毛剤やサプリメントなどのホームケアで症状が改善されない場合には、専門医による症状の確認を行った上で、医療的な方法が有効とされます。

粃糠性(ひこうせい)脱毛症

頭皮の炎症により大量のフケが発生することで、毛穴を塞いだり、雑菌やカビが繁殖します。

気になるフケを放置すると、かさぶたやかゆみが増し症状が悪化します。

早めの対処を怠ると、髪の毛の発育を阻害したり、脱毛が増えると言われています。シャンプー等のヘアケア材の見直しを行い、頭皮環境を整えましょう。

脂漏性(しろうせい)脱毛症

何らかの原因により、頭皮が炎症を起こし、過剰に分泌された皮脂により頭皮常在菌のバランスが乱れることで、湿った大きなフケが出たり、赤みやかゆみが起こります。 生活習慣の乱れ、油分の多い偏った食事、洗髪時の洗い残しが原因となる場合もあるため、まずは基本的なヘアケア習慣を見直しましょう。

産後脱毛症

産後に起こるホルモンバランスの乱れが原因で起こる一時的な脱毛症

通常は、半年~1年程度で自然に戻ります。

高齢出産や体力の低下、産後のストレスが大きいと抜け毛が治りにくくなります。 正しいヘアケアとバランスの良い食生活が大切ですが、早期回復を目指す場合には、内服薬による治療も可能です。

牽引性(けんいんせい)脱毛症

いつも同じ髪型をしていると、分け目や生え際が引っ張られたような状態になります。

特に女性の場合には髪をゴムで縛るなど、ひっつめる事で毛根に多きな負担がかかると言えるでしょう。

継続的に引っ張られていると、髪が抜け脱毛症に繋がります。

特に長い髪は、まとめる機会も多い事、髪自体の重みが増す事により生え際への負担が大きくなります。

物理的なダメージと、頭皮の血行不良が原因と考えられますので、根元が引っ張られない髪型にする、頭皮マッサージなどのケアを心がける必要があります。 すでに薄毛が気になる場合には、頭皮用の美容液などホームケアを取り入れても良いでしょう。

薄毛を治療してもらうには、何科に行けば良いの?

急な抜け毛や頭皮自体にかゆみやただれなどの症状がある場合には、まず皮膚科を受診しましょう。

ただし、全身の不調を伴う場合には、甲状腺やその他の病気のサインかもしれません。

気になる症状がある場合には、内科や婦人科を受診しましょう。

薄毛の原因となる病気の治療を進めることで、薄毛が改善する場合もあります。

ホームケアによる薄毛対策の効果が感じられず、薄毛が進行していると感じる場合は、毛髪再生外来や薄毛治療を専門としたクリニックを受診しましょう。

多くのクリニックで、無料カウンセリングを実施しています。

毛髪や頭皮のチェックを行い、医師に治療方法を相談することができます。

治療には、育毛成分の注入や、内服薬、外用薬、化粧品、サプリメントと幅広い選択肢があります。

育毛成分の中には、副作用が心配されるものもありますので、どんな方針で治療を進めたいか、自分の意思を持つことも大切です。

本格的な治療となると、3万円~数10万円かかるケースもありますが、金額はホームページなどで事前に確認することができます。

薄毛の原因は、頭皮の栄養不足や血行不良、ホルモンバランスの乱れ、物理的刺激、全身性の病気に起因するものと多岐に渡ります。 受診の前に素人判断はせず、ヘアケア習慣(使っているシャンプーの種類など)、食生活、生活習慣(睡眠)などの情報を振り返っておき、専門医に相談する準備をしておきましょう。

まとめ

程度に関係無く、薄毛に悩む女性にとって「この先どうなってしまうのか」という不安がつきものです。

基本的なヘアケア習慣の見直しとホームケアに加え、髪に必要な栄養素を取り入れても薄毛が進行する場合には、薄毛専門のクリニックを受診しましょう。

最近では、男性向けのクリニックだけでなく、女性専用のクリニックもたくさんあります。 髪に自信が持てず、笑顔が曇ることがないように、思い切って専門医に相談してはいかがでしょうか。

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育毛剤シャンプーシリコーンシリコンラウレスキューティクルアミノ酸系洗浄力泡立ち

監修者、ライター紹介

監修
荒瀬誠治 Arase Seiji
徳島大学医学部皮膚科学分野 名誉教授
毛髪疾患の専門医師として円形脱毛症診療ガイドライン作成委員長や、日独皮膚科学会会長を務めるなど、日本を代表する毛髪医療のスペシャリスト。
1947年生まれ。1974年徳島大学医学部卒業後、同大学皮膚科入局。1991年徳島大学医学部皮膚科教授となり、現名誉教授。
専門分野:皮膚付属器の文化機構(特に毛包の生物学)、光と皮膚(特に紫外線発癌、DNA修復、癌抑制遺伝子)

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監修・ライター
西村リサ Nishimura Risa
株式会社 sandalista 代表取締役
毛髪診断士認定講 師・コスメコンシェルジ ュ・WEB ライター
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、2008 年に独立。
自身の世界観を具現化するべく「sandalista(サンダリスタ)」を主宰。
スキンケア、ヘアケアに関する執筆活動や、講演、個別レッスンを通じ 多くの方に「善い美容週間の定着」を提案している。

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監修・ライター
横田淑美 Yokota Yoshimi
株式会社アドバンジェン 製品開発部部長
2008年株式会社アドバンジェン入社。「今日という日を、思いっきり楽しんでもらいたい」という願いを込めて製品開発に注力している。
1988年京都大学大学院・生命科学研究科修士過程終了(遺伝子操作・タンパク質解析研究)。1988年国内医薬品メーカー・応用生化学研究所入所。バイオセンサーの工業化に成功。2005年(国研)産業技術総合研究所勤務。バイオセンサーの研究に携わる。

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監修・ライター
行方昌人 Namekata Masato
理学博士
1979 年生まれ。
専門分野:細胞生物学、細胞工学、毛髪科学

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