
「美しい髪」は、昔から美人の条件とされてきました。髪がきれいだと自信を持つことができますし、自信は人をより積極的に、より美しくしてくれます。 このような「自分を輝かせる髪」を作るための手順を紹介していきます。
目次
「自分を輝かせるヘアケアの方法」を知るためには、まずは「ヘアケアの順番」を知らなければなりません。特に、しっかりとケアしたい時「トリートメントとコンディショナーは、どちらを先にしたら良いかわからない!」という人も多いのではないでしょうか。
髪の毛の手入れ(帰宅後~入浴~入浴後)の順番は、以下の通りです。
つまり、お風呂(浴室内)で使う一般的なトリートメントは、コンディショナーの前に行うことになります。(メーカーごとに使い方や期待できる効果が異なる場合があります。)
また現在は「リバースヘアケア」と呼ばれる手法も広がりつつあります。これは、ヘアケアの手順をあえて逆からやっていく……という手法です。ただここでは、まずは基本となる上記の方法を取り上げていきましょう。 きちんと手順通りに行うことで、美しい髪が手に入ります。
基本の手順を紹介したところで、ここからはそれぞれのステップを細かく解説していきます。
1日がんばった頭皮には、意外なほどたくさんの汚れが付いています。ほこりや皮脂、花粉がついていたり、絡まりがあったりすることもあります。この状態でいきなりシャンプーをしてしまうと、髪の毛が切れてしまったり抜けてしまったりすることもあります。このため、お風呂に入る前に、まずは髪の毛を丁寧にとかしましょう。
このとき、「髪の毛が団子になって絡まっている部分」を見つけたら、いったん手を止めましょう。無理にクシでほぐそうとすると、髪の毛が切れてしまうことが多いからです。
丁寧に指でほどいていくのが原則です。なかなかほどけない場合は、ヘアケア用のオイルなどを使うようにしてください。 ブラッシングを行うことで髪の毛の汚れや絡まりが取れるだけでなく、頭皮の汚れを浮かすこともできます。これによって、シャンプーをしたときに頭皮の汚れまでしっかり落とすことができるようになります。
ここから5の手順までは、「浴室内で行うヘアケア」です。 お風呂に入ってシャワーをひねったら、しっかり髪の毛を濡らします。2分~5分程度かけて、しっかり髪の毛に水分をいきわたらせましょう。この過程で、髪の毛についている汚れの大部分を落とすことができるといわれています。またしっかり濡らすと、シャンプーをしたときにしっかり泡立ち摩擦が生じにくく、髪にかかる負担が少なくなります。
シャンプーをしていきます。
シャンプーを適量手に取り、しっかりと手のひらで泡立てます。ただし、「泡立て不要」「泡立てないで使ってください」と書かれているシャンプーの場合、この手順は不要です。
諸説ありますがもっとも理想的なシャンプーのやり方は、「泡と指の腹を使って、頭皮をもみほぐすように洗っていく」というものです。泡で髪の毛を包み込み、爪を立てずに髪の毛を洗いましょう。髪の毛部分だけでなく、髪の毛を支える頭皮の汚れをしっかり落とすことを意識します。
また、髪の毛を必要以上にこすることは控えます。
シャンプーの工程で、もっとも重要なのは「洗い流すこと」だといわれています。
シャンプーをするのにかかった時間の2倍~3倍程度の時間をかけて、しっかり頭皮と髪すすぎましょう。 シャンプーが頭皮や髪の毛に残っていると、頭皮や頭髪に悪影響を与えたり、不快な匂いの元となったりします。
トリートメントを行います。この段階で行うトリートメントは、浴室内で行うということもあり、特に「インバストリートメント」とも呼ばれます。わかりやすくするために、手順の項目では「インバストリートメント(お風呂上りに使うものはアウトバストリートメント)」とします。
コンディショナーとインバストリートメントの区別は、法律などで決められているわけではありません。ただ一般的に、コンディショナーは「髪の毛を包み込んで、ダメージを少なくするもの」、インバストリートメントは「髪の毛の内部から保湿を行うもの」と解釈されます。 インバストリートメントを行う際には、シャンプー後に髪の余分な水分を取り除いてから髪全体になじませていきます。また、インバストリートメントは「〇分程度経ってから洗い流してください」と書いてあるはずですから、その時間をおいてから洗い流すようにします。
インバストリートメントが終わり、洗い流した後にコンディショナーをつけていきます。なお、「コンディショナー」と「リンス」にはほとんど違いがないと解釈するのが一般的です。
水分をある程度切った髪の毛(軽くタオルドライをするのが望ましい)に、コンディショナーをつけていきます。
髪の毛は先端がもっとも傷みやすいため、まずは先端にコンディショナーをつけます。コンディショナーはトリートメントとは異なり、時間を置く必要はありません。すぐに洗い流すようにしてください。 コンディショナーを行った後は、もう浴室内でするべきヘアケアはありません。そのため、コンディショナー後のすすぎは非常に重要になってきます。ここでコンディショナーが肌に残ると、肌刺激や不快な匂いの温床となってしまいます。
お風呂から上がったら、タオルドライをしていきます。
髪の毛を挟みこむようにして水分をとっていきましょう。このときのポイントは、「髪の毛をゴシゴシと乱暴に拭かないこと」です。
お風呂から上がったばかりの髪の毛は、非常にデリケートです。このときに乱暴に拭いてしまうと、切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。 水分をタオルに吸い込ませるようにするのが重要です。
ドライヤーの前に、トリートメントをつけるようにすると良いでしょう。このトリートメントは、「流さないトリートメント」「アウトバストリートメント」とも呼ばれます。ここでは「アウトバストリートメント」に統一します。
アウトバストリートメントは、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれるものです。また、紫外線対策にもなるもので、お風呂上りだけでなく日中の髪の毛を保護する役割も持っています。 頭皮につけることは避け、髪の毛のみにつけるようにしましょう。
髪の毛が濡れたままだと、髪はダメージを受けやすくなります。「ドライヤーの熱も髪の毛に悪いのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、ダメージ量は、乾かさずに寝た場合>>>ドライヤーです。
ドライヤーは、髪の毛から10センチ程度話した位置で使います。ドライヤーを小刻みに動かしながら根本付近から乾かしていきます。それが終わったら、毛束を優しくひっぱりながら全体を乾かします。前髪は、左右両方からあてることでクセをとりやすくなります。 最後に、冷風モードなどに切り替えて仕上げます。
ここで紹介したヘアケアの手順は、ヘアケアの基本となるものです。
毎日すべての工程を行うことは大変に思えるかもしれませんが、ルーティンワークにしてしまえばスムーズに行えるようになるでしょう。 「自信を持てる美しい髪」を作り上げるために、ぜひ試してみてくださいね。
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