薄毛を目立ちにくくするヘアスタイル、皆さんはご存知ですか?
ヘアサロンでせっかく綺麗にセットしてもらっても、一度シャンプーすると髪はぺしゃんこ。
忙しい朝なのにセットが決まらず、イライラした事はありませんか?
プロのように毎日セットするのは難しい
と悩んでいる方も多いはず。
ご自宅で手軽にスタイリングができて、でも気になる薄毛はしっかり隠せるヘアスタイルとスタイリングテクニック
を毛髪診断士×美容師の最強タッグがご紹介します!特集2回目は、生え際
にスポットを当ててご紹介していきます。
目次
気になる生え際は、前髪でカバーしましょう。
前髪が長く、生え際に分け目をつける髪型や、オールバックで一つ結びのスタイルは、薄毛を目立たせます。それだけでなく、常に決まった方向に引っ張られることで抜け毛のリスクも高まります
。
前髪は生え際から3~5センチ程度の厚みでカットしましょう。横に流す場合でも、分け目がくっきりと出ないようにふんわり整えます。
ショートヘアの場合、頭頂部の毛に動きが出るようにカットしてもらい、毛先を顔に向けてアレンジしましょう。頭頂部の毛から前髪までを自然につなげるようなスタイリングで、ボリュームアップ
が叶います。 反対に、透け感のある薄めの前髪やパッツン前髪は髪の立体感がでず、ペタッとした印象になるりやすく、難易度が高いです。
濡れた髪に絡まりがないように、軽くとかしてタオルドライをします。十分にタオルで髪の水分を拭うことができたらドライヤーを使います。自然乾燥は、つぶれた根本のままくせづいてしまいうので、ドライヤーで乾かしましょう
。
まず、根元から乾かします。この時、とかしてつぶれた根元を指先でほぐしながら温風を送ります。根元をふんわり立ち上げて乾かすためには、同じ方向からだけでなく、毛先の向きを前後左右に動かしながら乾かしましょう
。 頭を下げて毛が逆立ったような状態で乾かせば、全体に空気を含んでふんわりと仕上がります。乾かした後にとかしすぎると、根元がつぶれてしまうので、仕上げは毛先をまとめる程度に整えましょう。
生え際の毛量や頭皮の透け感が気になる場合のスタイリングは軽やかに仕上げるのがポイント
です。
ドライヤーで空気を含ませるようにすると、毛の一本一本が独立した状態で、ふんわりボリューム感を出すことができます。理想の形に整ったら、全体に軽くスプレーをして固定しましょう。スプレーで空気感を損なわないようにセットすると毛量の少ない箇所でも、根元の立ち上がりをキープ
できます。
反対に、まとめるような効果や毛先につやを出すスタイリング剤を使用すると、毛が束になりボリュームダウンします。
そのため、ヘアクリームやオイルは不向
きと言えるでしょう。人気のワックスタイプも、仕上がりのタイプで差はありますが、根元につけると毛が束になって頭皮の透け感が気になる事も。最近はパウダータイプのワックスもあり、こちらは根元にも◎なので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。水分が多いジェルやムースも、つけた途端にぺしゃっと潰れてしまうので避けた方が無難といえます。どんなスタイリング剤でも、付けすぎると毛束になったり、重みが出るので、少量ずつ様子を見ながら使用することをお勧め
します。
協力:石川憲之(株式会社アドバンジェン 営業部部長 美容師)
詳細を見る
詳細を見る
詳細を見る
詳細を見る